<フィギュア>浅田真央 地元・名古屋でも華麗な演技毎日新聞 4月3日(木)23時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140403-00000133-mai-spo
<フィギュア>浅田真央 地元・名古屋でも華麗な演技

華麗な演技で観客を魅了する浅田真央選手=名古屋市南区の日本ガイシアリーナで2014年4月3日、兵藤公治撮影
ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子で6位に終わったものの、3月の世界選手権で優勝して雪辱を果たした浅田真央選手(23)=中京大=が3日、名古屋市南区の日本ガイシアリーナで開かれた「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」に参加、両大会後初めて地元で滑りを披露した。多くのファンが駆けつけ、華麗な演技に声援を送った。
ソチ五輪と世界選手権を制した羽生結弦選手(ANA)も参加。愛知ゆかりの鈴木明子選手(邦和スポーツランド)、安藤美姫選手(新横浜プリンスク)と、織田信成選手(関西大)の引退セレモニーも行われた。【岸本悠】
4月2、3日と続けてショーですね。
2日のチャリティには3時間も募金活動をされていたとのこと。
頭が下がります。
そして来週頭は札幌でショー。
大変なスケジュールです。
いくら競技会と違って楽しんでできるとしても、真央ちゃんの体が心配です。
世界フィギュアの収益は20億円以上!?
5日間で、J1クラブ1年分のお値段に。並木裕太 = 文
text by Yuta Namiki
photograph by Asami Enomoto
http://number.bunshun.jp/articles/-/808447


3月26日から30日にかけて開催された「世界フィギュアスケート選手権大会2014」(以下、世界フィギュア)は、男子シングルで羽生結弦選手が、女子シングルでは浅田真央選手が優勝。日本のファンを大いに盛り上げて、幕を閉じました。
29日夜の放送(女子フリー)では、浅田選手の得点が発表される瞬間に最高視聴率33.6%(関東地区)を記録。会場となった「さいたまスーパーアリーナ」にも、連日大勢のファンが詰めかけました。
ソチ五輪を終えてもいまだ冷める気配のない、日本のフィギュア人気。今回はその「熱」を、世界フィギュアを舞台に動いたお金の大きさで表現してみたいと思います。
まずはチケット収入について見ていきましょう。今大会の席種・席数・価格をまとめると、別表のようになります。

※席数は座席表からの推計であり、実際の販売枚数とは誤差がある。
注目すべきはチケットの単価です。例えばプロ野球のクライマックスシリーズでは、最も高い席でも8000円程度。フィギュアの価格設定は、他のスポーツ興行と比較してかなり高額だと言えます。これが「即完売」の勢いで売れるという事実は、フィギュア人気の高さを雄弁に物語っています。
1日で売り上げるチケット収入は、ざっと2億8000万円。男子ショート、男子フリー、女子ショート、女子フリーに加えペアアイスダンスなどの競技が4日間にわたって行なわれ、さらにエキシビジョンを加えた5
日間での合計額は11~12億円に達すると考えられます。
これに加え、公式練習観覧券も販売されています。24、25日のメインリンク(前売り3500円・当日4000円)と、24~28日の練習リンク(前売りのみ3500円)の2種類。練習初日の24日は約1600枚(売上にして約600万円)が完売したとのことですから、大会期間中の
練習観覧券だけで1500~3000万円の収入があったと考えられます。大会全体のチケット収入から見ると軽微な額ですが、練習を有料コンテンツとする一つのビジネスモデルとしては注目に値するのではないでしょうか。
以上の計算に、会場の設営状況によって死角となる「見切れ席」や関係者席等を加味して(1割を差し引き)、
世界フィギュアのチケット収入は「約10億円」というのが、妥当な数字ではないかと思います。
■高額なスポンサー料も、実は「お得」? 次に、スポンサー収入について考えます。
今大会の公式スポンサーは14社。一大会単位の契約とは限らず、「複数年」「他の大会との抱き合わせ」など様々な契約形態があるため確度の高い算出は困難ですが、1社あたり5000万~1億円のスポンサー料と推定されます。
これは一見非常に高いと思われるかもしれませんが、考えようによっては「お得」でもあります。30秒のCM枠を確保できる番組提供スポンサーになった場合の広告費は、推定で約1000万円以上。しかし、公式スポンサーとしてリンクの周囲に看板を出すと、試合中継やニュース番組でかなりの露出につながるうえ、優勝選手の背景にうまく映り込めば、新聞各紙の一面やYahoo!等のポータルサイトのトップ記事としての露出も狙えます。もちろん、大会HPにロゴが載り、自社の様々な宣伝活動への活用も可能です。
仮に1社あたり7500万円として、14社合計のスポンサーシップは10億円前後。誤差を考慮し、「8~12億円」に達するものと考えます。
■J1クラブの年間収益を5日間で叩き出した。 3つ目は、放映権です。
世界フィギュアは、日本では2005年からフジテレビが独占放送しています。全日本選手権も独占放送するフジテレビがこの10年間に費やした放映権料は総額100億円を超えるという報道もあるほどですが、今年の
世界フィギュアの放映権は「2億~2億5000万円」ほどと見られます(今回の試算では除外しますが、実際には日本以外の国での放映権料も収益となります)。
チケット(10億円)、スポンサー(8~12億円)、放映権(2~2.5億円)の合計額は
約20~25億円となります。これだけのお金が、1つの大会、たった5日間で動いたわけです。
この20~25億円という金額を評価するために、Jリーグのクラブと比較してみましょう。
2012年度、J1クラブの年間営業収益の平均は31億5200万円でした。言うまでもなく、20試合以上の興行を開催した結果の数値です。しかもこの数字には、例えばガンバ大阪にとってのパナソニックのような「責任企業」による多額の広告費が含まれています。その額は一部のクラブで約10億円とも言われており、そうした収入を除くと世界フィギュア(1大会)とJ1クラブ(年間)の収益力は同等という見方もできるかもしれません。
■チケット収入10億円は、Jクラブの1年分以上。 また、今回の試算で明らかとなったチケット収入の大きさには改めて驚かされました。やはりJ1クラブと比較すると、世界フィギュアを通して国際スケート連盟が稼ぎ出した約10億円は、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス、名古屋グランパスなど並みいる人気クラブの年間入場料収入を上回るのです(世界フィギュアより多いチケット収入をあげているのは、浦和レッズ1クラブのみ)。
こうしたフィギュアブームを眺めながら、私はアメリカで見たソチ五輪のテレビ中継を思い出しました。五輪中継の合間に流れるCMで、アメリカ五輪委員会(USOC・日本のJOCにあたる組織)が少年少女に向けて「この競技を本気で始めたいなら、ここにコンタクトを」というメッセージを送っていたのです。国民的な注目が集まるイベントに合わせて未来の選手候補を発掘しようという試みであり、そのための広告費はまさに「未来への投資」と位置付けられているのです。
■絶好の“機会”に、潤沢な“お金”で投資を。
日本では、今はフィギュアが高い人気を集めていますが、いつまでも続くとは限りません。USOCの広告戦略はあくまで一例ですが、
盛り上がっている今こそ、日本スケート連盟も「未来への投資」を積極的に行なうべき時なのかもしれません。
4月3日からは浅田真央選手らが出演するアイスショーが始まりました(
4カ月間で40公演を予定。合計で50億円の売上が見込まれるという)。日本フィギュアスケート界の実りある未来のために、こうした“機会”と“お金”をうまく活用してほしいと切に願います。
(構成:日比野恭三)
これだけ荒稼ぎしたスケ連です。
日本だからこれだけのお客さんが入るのです。
ソチオリンピックの客席見ましたか?
だいぶ空きがありましたね。
グランプリシリーズなど、NHK杯以外は「これが本当に国際大会か?」というくらいガラガラでした。
世界でお客さんを呼べるのは、もはや日本だけといってもいいほどなのです。
けん引してきた選手がごそっと引退する今。
真央ちゃん、大ちゃんはまだ保留ですが、この二人の集客力はすごいものがあります。
二人がいなくなったら、こんなにお客さんでいっぱいの日本会場は見られなくなるかもしれません。
これからスケ連がどうしていくのか、注目しなければなりませんね。
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